世田谷区経堂にある「さばのゆ」って知ってますか?
“屋台のような銭湯のような寄席のような呑み屋カフェ”
というコンセプトで夜な夜なおもしろい人々が集い、
つながっていく、素敵なお店。
地域コミュニティ・サイト「経堂系ドットコム」がプロデュースする
このゆるーいカフェと、3年ほど前からお付き合いさせていただいています。
ローカル同士がつながってじわっと活性化していこうという
さばのゆさんとの企画、「第一回つながるローカル」を5月11日(金)、12日(土)に開催しました。
11日は、オープニングトークとレセプションパーティー。
缶詰博士の黒川勇人さんによる缶詰についてのお話のあと、みんなで缶詰手巻き寿司を楽しむという
まさに缶詰づくしの夜。予想以上に盛り上がりました。
そして12日。
まずは、さばのゆさんでもレギュラーイベントとなっている「落語会」から。
上方落語の若手、桂吉坊さんです。
吉坊さんは古典芸能にも造詣が深い実力者。
カウサに来ていただいたのは昨年に引きつづき2度目になります。
こうやって縁が続いていくのはうれしいですね。
演じていただいたのは「初天神」「壺算用」の2席。
リズムよく軽快な口調にぐぐっと引き込まれます。
causa 2Fのイベントスペースがあっという間に寄席の雰囲気。
スカッとした気持ちよい笑いに包まれました。
つづいて、「つながるローカルシンポジウム」。
さばのゆの須田さんに司会をしていただき、
缶詰博士の黒田勇人さん、株式会社槌絵の大野浩介さん、そしてcausa遠矢というメンバー。
ひとつのアイデアやアイテム、キーワードから、
ローカルとローカルをどのようにしてつなげていくか。
そんな話が、4人それぞれの経験をたっぷり踏まえながら、絶妙なゆるさで繰り広げられました。
「しかし、こんなかんじでゆるく話せるのはいいですね」と何度もおっしゃっていた須田さん。
誰よりも司会者がゆるくて、素敵です。
もちろんゆるいだけではなく。
ゆるさの奥にある「おもしろいものが生まれていく空気感」をひしひしと感じました。
この日の参加者もまたおもしろかったです。
国際的なウェブマガジンの編集者の方がいたり、手作りソーセージ工房の方がいたり。
最後は参加者全員で記念写真を撮って、本日最大のイベント、交流パーティーへ。
チーズ魂さんによる世界のチーズと、缶詰寿司で盛り上がりました。
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